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性質について

 

ミョウバンの性質は、水に溶けると酸性になることが挙げられます。

 

その事によって、水溶液には殺菌作用がありますね。

雑菌は酸に弱いので、ミョウバンの水溶液を皮膚につけておくことで酸性の状態を作り、菌が繁殖したりするのを防ぐことができるというわけです。

 

その性質を生かしたのが制汗剤で、汗の臭いやワキガ、体臭などのもとになる雑菌の働きを抑制して、臭いの発生を防ぐことができます。

 

また、結晶状態のままのミョウバンを加熱すると、300℃ほどで脱水して焼きミョウバンになります。

 

この状態においては、吸湿性があるので空気に触れることで水分を吸収してしまう事が知られていますね。

 

この時、加熱処理をしたことで水に溶けやすくなり、酸性の水溶液を作るのに適した状態であると言えます。

 

そして、それをさらに熱を加えていくと、900℃を超えたあたりで熱分解がおきて、硫酸カリウムと酸化アルミニウムに分かれてしまいます。

 

もともとの組成は硫酸カリウムと硫酸アルミニウムの合成塩でしたが、加熱処理の過程で亜硫酸ガスを放出することで、酸化アルミニウムが残るというわけです。

 

このように、いろいろと応用できるのがミョウバンの殺菌作用ですが、摂取することで人体に影響がないのかといった心配をする人がいるかもしれませんね。

 

ですが、これについては基本的には料理などで使われる量が少ないこともあって、毒性は低いとされていますよ。

 

ただし、吸収されにくい物質であることから、大量に摂取することで嘔吐や下痢といった症状を引き起こしたりする事があることを知っておきましょう。

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